2022年10月15日(土)・16日(日) よしもと祇園花月、ヒューリックホール京都、京都市京セラ美術館、ほか京都の各会場
10/15(土) 13:00〜15:30
京都大学 東南アジア地域研究研究所 旧京都賞ライブラリー
10/10(月)10:00〜16(日)23:59 ONLINE
『ドラム・レボリューション』は、ミャンマーの政権を掌握した国軍がクーデター後に行った冷酷な殺人を証言している。このドキュメンタリーは、市民社会が立ち上がって抗議した経緯をありのままに語り、団結して軍政に公然と抗議した「ドラム・レボリューション」という団体に焦点を当てる。2021年3月初めにヤンゴンとミャンマー全土を襲った混乱を現地から批判的に振り返る。
監督: サイチョーカイン
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京都大学 東南アジア地域研究研究所 旧京都賞ライブラリー
10/10(月)10:00〜16(日)23:59 ONLINE
ミャンマー東部のカヤー州の紛争地域では、女性や少女たちの生活は安全から程遠い状態にある。見る者を引き込むこの短編ドキュメンタリーはキンサンウィンの初監督作品である。監督は自分自身および自分と同じ村の出身の女性のトラウマを取り上げ、ミャンマー社会で女性に対する暴力を覆い隠す沈黙を破ろうとしている。
監督: ナン・キンサンウィン
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京都大学 東南アジア地域研究研究所 旧京都賞ライブラリー
10/10(月)10:00〜16(日)23:59 ONLINE
VDP作品募集の知らせがもたらされたのは、ある映画作家が彼女の父親の命日を追悼するとともに甥の誕生日を祝っていた8月のことだった。彼女は別の映画作家に声をかけ、コロナが引き起こしたロックダウンという状況のもと、2人の共通言語である映像を使って「死と生」のテーマに思いを巡らせた。このドキュメンタリーは、2人の監督やその家族の私的な物語を織り混ぜながら、生と死の意味を静かに思い、今日のベトナムの現代的な生き方や家族の関係を映し出している。
監督: マイ・フエン・チー、スアン・ハー
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京都大学 東南アジア地域研究研究所 旧京都賞ライブラリー
10/10(月)10:00〜16(日)23:59 ONLINE
リエンは一家の三代目当主にあたり、彼女が受け継いだ造船所では伝統的な木造船が作られている。メコン川沿いで100年近く続いているこの造船所は、激動の時代を幾たびも経験してきた。今日、メコン川沿いでは持続可能な発展が目指されるようになったが、それと同時に、都市が近代化するにつれて伝統的な価値観が失われつつある。このドキュメンタリーの焦点は、リエンと、造船所の存続をかけた彼女の努力にある。リエンはかつて自分が造船所を守るためにいかに奮闘したかを思い出す。映画は、回想によって彼女の人生に意義が与えられる様子を細やかに描く。労働者への思いやりを持った一人の人間、彼女と労働者の人間関係、そして彼女を信頼して生涯ついて来た労働者の様子が心に迫る。
監督: グエン・トゥー・フオン
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京都大学 東南アジア地域研究研究所 旧京都賞ライブラリー
10/10(月)10:00〜16(日)23:59 ONLINE
『黄昏』は、高齢者が疎外される現代マレーシア社会での伝統的な家族の価値観の崩壊を見つめたドキュメンタリーである。いずれ誰もが高齢になるが、2030年にマレーシアの65歳以上人口は15パーセントに達することが見込まれている。私たちがこの映画で見ることは、さほど遠くない未来の私たちの運命だろうか。本作では、馴染み深い快適な家庭や自分が育てた子供たちから引き離され、老人介護施設で自活を余儀なくされる急増する高齢者たちを丹念に追う。プチョン地区にある介護施設で見ず知らずの人々に囲まれて徐々に年老いてゆくのは、かつて父母や祖父母だった人々だ。この作品は彼らの物語を克明に描き、虐待・搾取やネグレクトの痛々しい物語を伝える。
監督: リリー・フー
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