2022年10月15日(土)・16日(日) よしもと祇園花月、ヒューリックホール京都、京都市京セラ美術館、ほか京都の各会場
10月15日(土) 16:20〜
ヒューリックホール京都
原作は、芥川賞作家・中村文則のデビュー作『銃』(河出書房新社)。日本はもちろん世界でも活躍の場を広げている中村自身が “偏愛している” というこの衝撃作を、奥山和由プロデューサーによる企画・製作、武正晴監督(『百円の恋』『嘘八百』)がメガホンをとり映画化。本作はフィルムノワールの映像表現により、人間を追及していく純文学性をもった質の高い作品として描かれている。
主演は、村上虹郎。銃に支配され、徐々に狂気が満ちていく難役の主人公を熱演。ヒロイン・ヨシカワユウコには広瀬アリス。快活さとは反面、心のなかに何らかの問題を抱えている女子大生を可憐に演じている。そして、トオルを追いつめる刑事には、怪優、リリー・フランキー。他、日南響子、新垣里沙、岡山天音など、個性派俳優の面々が脇を固めている。
監督: 武 正晴
出演: 村上虹郎 広瀬アリス 日南響子 新垣里沙 岡山天音 村上 淳 リリー・フランキー
詳細を見る10月14日(金) 14:20〜
ヒューリックホール京都
彼女を奪われた。猟奇殺人の容疑者に――。
最愛の女性との結婚を控えた記者=耶雲が狙ったスクープは、一年前の猟奇殺人事件の容疑者=天才カメラマンの木原坂。真相に近付く耶雲だったが、木原坂の危険な罠は婚約者=百合子にまで及んでしまう。愛する人をこの手に取り戻すため、木原坂の罠にハマっていく耶雲の運命は――?
監督: 瀧本智行
出演: 岩田剛典 山本美月 斎藤 工
詳細を見る10/10(月)10:00〜16(日)23:59 ONLINE
ウォール・ストリート・ジャーナル絶賛!芥川賞作家・中村文則の傑作小説を映画化!
悲しき殺人者の心に潜む闇と、愛に生きようとする切ない想いが交錯する衝撃作
主人公・久喜文宏には玉木宏。これまでの精悍なイメージとは異なる稀代の“殺人者”を演じ、新たな一面を見せる。
文宏がすべてを懸けて守ろうとする香織を新木優子、テロ組織の実行犯の一人・伊藤を吉沢亮が演じるほか、中村達也、光石研、村井國夫、柄本明ら実力派キャストが集結。監督は、数々のPVやCMを手掛けてきた新鋭・中村哲平。壮大で深遠なテーマを携えたサスペンスドラマを圧倒的な演出で描く。
顔を変え、過去を捨て、決して拭いさることができない悪を抱えた男が、それでも生きて戦う”真の理由”とは?
二度と忘れることのできない衝撃のラストがいま、明かされる。
監督: 中村哲平
出演: 玉木 宏 新木優子 吉沢 亮 中村達也 光石 研 村井國夫 柄本 明
詳細を見る10/10(月)10:00〜16(日)23:59 ONLINE
幼少期に凄惨な事件に巻き込まれた明瀬桂人と冴木裕一。
大人になった桂人は事件の記憶に苛まれ、人と肌を重ねる事に穢れを感じる様になっていた。
目的無く続けるフランス文学の翻訳作業。顔見知りのデリヘル嬢。心を病み入院をしている同級生で
恋人の香里との電話。最低限の人との関わりの中で生きる彼の元に、冴木から高校を卒業して以来の連絡が届く。
「俺だけど、冴木だけど。久しぶりに会わないか?」
そして…。二人が再会した夜、桂人の部屋で顔見知りのデリヘル嬢が殺された。
取り調べを受ける桂人に刑事が告げる「冴木裕一を知ってるね。奴は婦女連続暴行で全国指名手配中の容疑者だ。」
監督: 松本准平
出演: 柳楽優弥 矢野聖人 比留川游 内田 慈 池端レイナ 滝藤賢一 中嶋しゅう
詳細を見る10/10(月)10:00〜16(日)23:59 ONLINE
アメリカでクリニックに勤める精神科医の真田。
ある日、家族とショッピングに出かけた際に一人の女性とエレベーターで遭遇する。
彼女の声が脳裏に響き渡り、真田は彼女とクリニックで問診している様を妄想する。
しかし彼女の話は、真田の想像を超える、壮絶なものだった。
幼い頃に家が火事になり両親を亡くし、学校ではイジメを受け、結婚相手からは浮気をされる。離婚してからは、アメリカで売春をしながら借金生活で過ごす毎日。
彼女の話を聞く内に、次々に登場する男と自分を重ね合わせ、彼女の話に引き込まれていく真田。彼女の話はさらにエスカレートして行き、思いもよらない方向へと向かっていく…。
監督: 桃井かおり
出演: 桃井かおり
詳細を見る10/10(月)10:00〜16(日)23:59 ONLINE
作家・中村文則のデビュー作「銃」(河出書房新社)の映画化で2018年に公開された『銃』(主演:村上虹郎)。その企画・製作をつとめる奥山和由の着想により、新たな視点で描かれた映画『銃2020』は、中村文則が原案となるオリジナル作品で、中村自身が初めて脚本を担当。『銃』と同様に企画・製作を奥山が務め、「全裸監督」で総監督を務めた武正晴監督がメガホンをとった(脚本も担当)。
登場人物の全員が狂気に満ちている。その人物を演じるキャストたちには、演技派で個性豊かな俳優陣が揃う。
主人公の東子(トオコ)を演じるのは、日南響子。『銃』ではキーマンのトースト女を演じた彼女だが、本作では、銃を拾い、その銃に翻弄される女に挑戦。
銃が引き寄せた縁により東子が出会う謎めいた男を演じるのは、佐藤浩市。
東子を執拗に追い回すストーカー・富田を演じるのは、加藤雅也。
東子を毛嫌いし、精神を病んでいる母・瑞穂を演じるのは、友近。
東子を破滅へと追いつめる刑事に、吹越満。
魅力あるキャストたちが、このぶっ飛んだワールドへ観客たちを誘う。
監督: 武 正晴
出演: 日南響子 加藤雅也 友近 吹越 満 佐藤浩市
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