2022年10月15日(土)・16日(日) よしもと祇園花月、ヒューリックホール京都、京都市京セラ美術館、ほか京都の各会場
10月15日(土) 15:30〜
よしもと祇園花月
沖縄伝説のロックバンド「紫」に迫るオキナワンロック・ドキュメンタリー映画
1970年、日本復帰前ジョージ紫を筆頭に沖縄にて結成。1976年1stアルバム「MURASAKI」を発表し日本のロック史に風穴を開けた。音楽誌「ミュージック・ライフ」では、1977年の国内部門グループ第1位を獲得するなど当時の音楽シーンを名実ともにリードする存在となる。
2007年、全盛期メンバーにJJとChrisを迎え再結成。2020年結成50年を迎えた。結成50周年に襲われたコロナ禍に記念ライブはキャンセルを余儀なくされバンドは休止状態になる。その中でも歩き続ける事を決意したメンバーはニューアルバム制作、1年越しの記念ライブに挑む。結成からこれまでの活動、ベトナム戦争景気、沖縄本土復帰当時の熱気を語り、本土デビューを直接みていたLOUDNESSや影山ヒロノブ、紫に影響を受けた聖飢魔ⅡやPATA(X JAPAN)、石垣島で紫をコピーしていたBEGIN等多くのミュージシャンがそれぞれの思いを語る。
劇中では大迫力サウンドにより紫のLIVEはもちろん、高崎晃&影山ヒロノブが紫の名曲DOOMSDAYを共演し、JJと二井原実がBORDERS DRAWN IN BLOODを熱唱する。監督は沖縄喜劇の女王・仲田幸子初出演映画「なんくるないさ」の野田孝則
監督: 野田孝則
出演: ジョージ紫 宮永英一 比嘉清正 下地行男 Hiroto"JJ"Arasaki Chris BEGIN 古謝美佐子
詳細を見る10月15日(土) 13:00〜
よしもと祇園花月
「シネマ組踊」は約300年間受け継がれる沖縄の伝統的歌舞劇「組踊」を新しい切り口で映像化するプロジェクト。「孝行の巻」は組踊創始者玉城朝薫の五番の中でも、別れの悲しみを描く「静」と、獰猛な大蛇が火を吹く「動」の対比が観るものを魅了する。沖縄の映画制作を支える一流のスタッフが集結し、組踊の様式美や舞台ではみられない立方の繊細な表情、緊迫感溢れる地謡の音楽、流麗なセリフ回しなど、組踊の魅力をあますところなく映像で捉えることに成功した。
冒頭には案内人宮城さつきによる歴史やみどころの紹介もあり、初めて組踊に触れる人も予備知識なしで楽しめる。監督は「アンを探して」の宮平貴子。
「孝行の巻」あらすじ:村に禍いをもたらす大蛇を鎮めるため、貧しいながらも仲睦まじく暮らしていた姉弟は、母を助けたいと自ら生贄となることを決意する…。
監督: 宮平貴子
出演: ⽥⼝博章 ⾦城真次 佐辺良和 宇座仁⼀ 嘉数道彦 伊藝武⼠ 仲村逸夫 宮城さつき
詳細を見る10月15日(土) 10:50〜
よしもと祇園花月
復帰への陣痛が始まった1970 年。時代は大きく動き始めるが、若者の日常はいつの時代でも似たようなもの。「歴史」はいつでも「何でもない日常」の上に乗っかっているのだ。新型コロナが世界を席巻する「歴史」の真っ只中で「何でもない日常」を過ごす若者たちに贈るゆるーい共感。
アメリカ統治下の沖縄・コザ。大阪万博に沸いた本土とは裏腹に、抑圧された島の人々の不満は熱をはらんで日々膨れ上がっていく。そんな時代の熱さをよそに、屋上でぐだぐだと時間をやり過ごすタケルとコウケン。彼らは何のためにここにいるのか。やがて日が落ち、屋上に夜がおとずれる――。
監督: 丹野雅仁
出演: しん 金城裕一
詳細を見る10月15日(土) 10:50〜
よしもと祇園花月
世界中で西表島にしかいないイリオモテヤマネコ。その交通事故が減らないことに島の若者は危機感を抱いていた。そんなある日、若者の元に不思議な娘が現れる。言葉を話さないが、島のわらべうたを口ずさみ、手仕事をする美しい娘。一攫千金を夢みる者たちは、娘がつくる美しい紙を見て、よからぬ計画を企てる。果たして娘は何者なのか?彼女の目的は人間への恩返しか、仕返しか?人間はヤマネコとともに、西表島で生きていくことができるのか?
監督: 宮城夏鈴
出演: 池田 卓 宮城夏鈴 ひがりゅうた(ありんくりん) クリス(ありんくりん) 石垣金星 石垣昭子 徳岡信馬 成田千秋
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